農事組合法人くまわりファーム概要
団体名 | 農事組合法人くまわりファーム |
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所在地 | 福岡県京都郡みやこ町犀川大熊247番地1 |
設立年月日 | 平成19年4月9日 |
代表者 | 組合長 森山直樹 |
構成農家 | 農家 | 47戸 (利用権を設定) |
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非農家 | 0 | |
地区外 | 0 | |
構成人員「組合員」 | 25人 | |
集団の基幹作業 | 利用権設定のコメ生産、農作業受託。 | |
集団活動を行う地域 | 福岡県京都郡みやこ町犀川地域 | |
集団活動の内容 | 米の生産、農作業受託。 しろねぎの生産。 | |
集団活動の特徴 | 農業(稲作)を中心にした地域おこし並びに、地域外消費者との交流。 | |
作業面積(延べ) | 水稲 | 29ヘクタール |
大豆 | 0ヘクタール | |
飼料稲 | 10ヘクタール | |
しろねぎ | 0.4ヘクタール | |
集団の保有(管理)する主な施設機械等 | 大型トラクター 2台、コンバイン 1台 乗用田植え機 2台、籾乾燥機 1台(30俵) もみすり機 1台、あぜ塗りロータリー 1台 ハローロータリー 2台、ディスクロータリー 1台 |
※利用権設定の農家については、組合員23戸、組合員外の農家24戸、が利用権を設定。
生産組織の目的と概況
- 1. 豊かな担い手づくり
- 農事組合法人の設立と運営
- 2. 美味しい米づくり
- 土作りとこだわりのコメ生産
- 3. 楽しい田舎づくり
- くまわり祭りの開催や、田んぼの仲間事業
発展経過
平成7年の大熊地区圃場整備に伴い、同年12名の若手後継者(40歳代)で大熊営農組合を設立しました。発足した大熊営農組合では結成当初から、機械の共同購入・共同利用を進め、転作作物の大豆生産とともに、稲作の作業受託を中心にした経営をおこなう。平成18年度『集落営農育成・確保緊急支援事業』に応募し、大熊営農組合(構成10名)の法人化を地域で検討し、法人格のある営農組合として、新たな営農組合の設立を目指す。13戸の農家が新たに加入し23戸の農家が参加して農事組合法人くまわりファームを設立する(平成19年4月9日認可)。23年度現在47戸・約30ヘクタールの圃場の利用権を設定しています。
(大熊区の総耕作面積は40町歩です。10戸の農家が営農組合に不参加)
美味しい米つくりとしては、平成13年から取り組んだ、持続的農業の取り組みをきっかけとして、堆肥の活用に取り組む。これらの取り組みについては、単年度の取り組みで終わらせることなく取り組みが持続し、結果的に地域として福岡県認証の減農薬・減化学肥料の水稲生産へと取り組みが継続し、現在は10町分と飛躍的に面積を増やしている。水稲等の生産活動とともに、将来の米の販路拡大と地域の米ブランド化を目指し、消費者との交流活動や特徴ある米作りに取り組んでいる。
交流活動として、平成11年から農業体験をメインにした『くまわり祭り』を年3回開催しています。この活動は毎年好評でリピーターの参加が多く、田植え、稲刈り、餅つきの農業体験から始まった交流会は、平成17年から『田んぼの生き物』調査を取り入れ、ビオトープの設置などを企画に入れて豊かな生態系作りなどに活動を広げている。これらの取り組みは今後も営農組合の活動の柱の一つと位置づけしている。
営農組合の取り組みは、大熊地域の景観作りや、生き物と共生する農村作りを目指し、大熊農業公園作りへと発展している。営農組合の活動の枠をこえたものにして地域づくりを目指しています。
沿革
平成07年 | 大熊地区圃場整備 大熊営農組合(任意団体)を設立 |
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平成10年 | 圃場整備が終わり、地区内の農作業受託を開始 |
平成13年 | 持続的農業事業に取り組み、堆肥の活用に取り組む |
平成14年 | ブランド・ニッポン農産物供給体制確立事業となる |
平成16年 | 福岡県認証の減農薬・減化学肥料栽培米に取り組む |
平成17年 | 転作作物として、飼料稲にとりくむ 『農の恵み』モデル事業に取り組む |
平成18年 | 『集落営農育成・確保緊急支援事業』に応募し、法人化を目指す |
平成19年 | 農事組合法人くまわりファーム設立 |
平成23年 | 47戸・約30ヘクタールの圃場の利用権を設定 |
平成25年 | 野菜部会を設立し、白ネギ、白菜、キャベツの生産に取り組む |
くまわり とは? |
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地域の名前「大熊(おおくま)」の「くま」と、夏の花「ひまわり」を組み合わせた造語です。 消費者のみなさん(ひまわり)が、生産地である大熊(太陽)のほうを向いてくれるように、との願いを込めたものです。 『くまわり祭り』がとてもにぎやかで、夢が持てることから、農事組合法人の名称も「くまわりファーム」となりました。 |